私はジェットコースターなどの絶叫系が好きなので「スカイダイビングなんて余裕だ!」
と思っていました。
しかし!
今回のスカイダイビングツアーは予期せぬトラブル続出でいろんな意味で絶叫しました!
今回はこれからハワイでスカイダイビングをしようと思う方の参考になればとリアルな体験談を書きましたのでご覧ください!
予約編
出発前に日本からインターネットでスカイダイビングの予約をしました。
その後、ツアー会社から送られてきた予約完了のメールの中に次のような1文がありました!
「予約日の前日にハワイから確認の電話をしてください」
これは英語で話すのかな? (私は全く話せません)
ハワイ到着後
ホテルの部屋から緊張して、指定された番号をダイヤル!
勇気をふりしぼって私から
「ハッ!ハロー!!」
と恐る恐る話しかけると
「ご予約のお客様ですね」
と丁寧な日本人が電話に出てくれました。
当日の朝
宿泊していたパシフィックビーチホテルの正面玄関に7時に迎えに来るとのことでした。
私は念のため6時45分頃から待機!
しかし!
7時になっても迎えの車は来ない!
派手なバスで行くからすぐにわかりますと言われていたのですが・・・
だんだん不安になり、ロータリーに止まっている地味な車も全てチェックしたが違いました。
7時半も過ぎ、問い合わせの電話をかけるも繋がらず!
何かのトラブルで今日はキャンセルなのかなと諦めかけたその時
ド派手なワゴンが悪びれることなく登場!
「遅いよ!」
と思いましたが、これで念願だったスカイダイビングができそうなので一安心です。
ワゴンは10人乗り、大体2人1組が多かったのですが・・・
私
「ハワイでスカイダイビングするねん!」
妻
「ええやん!スカイダイビング!」
私
「そやろ!めっちゃ楽しみやねん!」
妻
「楽しんでおいでや!私は子供とワイキキで買い物してるわ」
ということで私はまさかの1人参加!
ワゴン車に揺られること1時間程で、このような芝生広場に到着!
ますはログハウスへ
スタッフの説明を受け、自らパソコン入力にて受付をします!
私は英語がよくわからないので、もたもたしていると受付用のパソコンが埋まってしまいました。
仕方がないので前の人が終わるのを待ってから入力スタート!
すると、私以外の受付を終わった人たちが集められVTRを見始めました。
「おいおい!ちょっと待ってくれよ」
と焦りながら急いで受付を済ませ、慌ててVTRを見に行くと
エンディング曲にのせて♪
これらの事を守らなければ重大な事故につながり大変危険です。という文言でビデオが終了しました。
「・・・・!」
「おいおいおい!何を守ればいいんだー!!」
私は慌てて受付の人に
「ノールック!ノールック!」
と意味のわからない英語で必死にVTR を見てないことアピールすると
「すぐにまた始まるから問題ない」
みたいなことを英語で冷静に言われました。
「早く言ってよ(汗)」
危うく取り乱すところでした。
VTRは日本語の字幕もあるのですが分かったようなわからないような・・
最初から見てもスカイダイビング前のドキドキで全然頭に入りません!
その後、「事故があった場合に賠償責任追及はしない」
といった内容の契約書にサイン!
リスクは覚悟のうえで全て自己責任ということですね。
ワクワクしながら待つこと1時間!
とうとう名前を呼ばれました。
インストラクターはピアス&タトゥーのいかつい若者が多い中、私の担当はというと
ブルースウィリスに似たベテラン男性!
(名前を聞いたが忘れたので以下ブルースとします。)
これは信頼できそうです。
飛行機に向かいながらブルースが飛び方の最終確認をしてくれました!
「飛び立つと合図を出すので空中で海老反りになってくれたまえ」
とのこと。
※注釈
英語は全く理解できないので上記の記述はジェスチャーからの推測です。
ちなみにブルースは海老反りのことをバナナと言ってました!
参考:ハワイでスカイダイビング!料金や予約方法は?事故などの口コミ情報についても!
そうこうしているうちに飛行機に到着!
いよいよです。
ざわ ざわ
小型の飛行機には私たちを含め合計6組12人が乗り込み、飛行機は空に飛び立ちましたが・・
「ん?」
理由はわからないのですが、猛スピードで飛んでいる飛行機のドアが「開けっぱなし!!」
ドアから離れた席の私でも怖いのに、ドアの真横に座っていたツアー客はきっとめちゃくちゃ怖かっただろうなと思いました。
飛行機はぐんぐん上昇!!
正確に時間は計ってないのですが、体感では30分以上昇り続けました!
「おいおい!どこまで昇るんだ!」
飛行機の中では
これからスカイダイビングという尋常ではない体験を前に皆
「興奮!」
「緊張!」
「恐怖!」
さまざまな感情が入り乱れ、機内の空気はざわざわしていました!
私はというと背中に背負っている私とブルースをつなぐハーネスの金具が緩くないか?と不安になっていました!
すると、ブルースがカチャカチャと金具の増し締めをはじめました!
なーんだ!はじめからきつく締めてると苦しいので配慮してくれてたんだ。と一安心!
「これで大丈夫!いよいよ大空に飛び立つぞ!」
と椅子から立ち上がった途端!!
着古したのびのびのタンクトップの肩ひもが肩から滑り落ちるように私の命を繋ぎ止めているハーネスの片ひもがするりと肩から落ちました。
「ギャーーーーー!!!」
「ギャギャギャッ!ギャーーーーーー」
「ナンダコレハ!!」
私は顔面蒼白になりブルースに大声で
「おい!これ見て!ここ取れてる!肩落ちてる!」
と普通に関西弁で猛アピール!!
ブルースはニコッと笑って
「ノープロプレム!レッツゴー!」
と爽やかに言いました!
なんだ!そっか!ブルースが大丈夫と言うのだからきっと問題ないんだな。
「地球のみんな!おらに元気を分けてくれ!」
私は全身に孫悟空とゴリラを憑依させ室伏広治をはるかにしのぐ人類史上かつてない驚異的な握力でハーネスを握りしめ大空へ飛び立ちました!
「たとえ全ての金具が外れても右腕一本でパラシュートを保持してやる」
と気合い入れまくりでしたが実際は肩のハーネスの緩みとは関係なく落下による負荷はガッチリ全身のハーネスに伝わりました。
緩みではなくあそびだったのかもしれないです!
安心して両手をあげて
「バナナポーズ!」もバッチリ決めました!
余裕が出て気付きました。
「あれ!?」
「なんだか、全然怖くないぞ」
ジェットコースターなどで内臓が浮くようなあの「ゾワゾワッ!」という感覚が全くありません。
私個人的にはジェットコースターより怖くなかったです(本気)
フリーフォールは1分間ということですが本当にあっという間でした!
パラシュートを開いてからは優雅に空中遊泳!
ブルースが指を指す方向には島全体にかかる大きな虹が大パノラマで見えました!
その後もゆっくりと旋回しながら景色を堪能し地上に降り立ちました!
今回のスカイダイビングは違うところで大絶叫でしたがハワイで念願だったスカイダイビングができて大満足でした!!
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