夏の終わりに毎年開催されている鳥人間コンテスト!
学生が全てを掛けて1mでも遠くに飛ぼうとする姿は青春そのもの。
何かに夢中になる人の姿ってとってもかっこよいですね!
甲子園に負けないぐらいたくさんのドラマがあり、過去には多くの名言も生まれています。
そこで今回は鳥人間コンテストの開催場所や歴史について紹介します!
また、過去の最高記録や歴代大会で生まれた名言をまとめました。
鳥人間コンテストとは?開催場所や第1回大会について
鳥人間コンテストとは?
エンジンやモーターを積まない自作の人力飛行機でどれだけ遠くまで飛べるのかを競う大会てす!
滑空機部門と人力プロペラ機部門という2つ部門があります。
滑空機部門
プロペラのついてない飛行機で風に乗ってどこまで飛べるのかを競う。
人力プロペラ機部門
プロペラのついた飛行機をどこまで飛べるのかを競う。
パイロットが自転車をこいでプロペラをまわすため、パイロットの身体能力が非行距離に大きく影響する。
開催場所
滋賀県にある日本一大きな湖である琵琶湖で開催されています。
スタート地点は東岸にある松原水泳場
琵琶湖の面積は670.3平方キロメートルもあり県域の約6分の1を占めるほど大きい湖です。
湖といいつつ規模的には海ですね。
鳥人間コンテストはいつから開催されているの?
第1回大会は1977年7月2日に開催されています!
優勝者は東京ハングライダークラブの岡良樹さんで記録は82.44mでした。
当時は個人参加も多かったのですが、大会の規模が大きくなるにつれて、大学のクラブやサークルなどチームでの参加が主流になりました!
1986年8月2日の第10回大会より人力プロペラ機部門が開催されています!
この時の優勝者は Team Aeroscepsyの田中紀彦さんで記録は512.20mでした。
過去の最高記録
滑空機部門
2012年7月28日に開催された第35回大会でみたか+もばらアドベンチャーグループ×神奈川工科大学のパイロットである大木祥資さんが飛んだ501.38m が最高記録です。
第1回大会の82メートル→501メートルと飛躍的に飛距離が延びています!
動力なしで500メートルも飛べるとか驚きですね。
人力プロペラ機部門では2019年7月28日に開催された第42回大会でBIRDMAN HOUSE伊賀の渡邊悠太さんが飛んだ60,000.00mが歴代最高記録です。
こちらは初回の記録の512メートル→60000メートルと規格外の進歩を遂げています。
60㎞も飛べるなら移動手段に使えるレベルですね。
パイロットは競輪選手並みの脚力の持ち主に限りますが・・
鳥人間コンテストを舞台にした映画トリガールに注目!
この映画は読売テレビの全面協力により、実際に2016年の鳥人間コンテスト会場で撮影されています!
鳥人間コンテストの世界をリアルに再現された映画は見応えがありますよ!
実際に出場しているチームひとつひとつにもこの映画に負けないぐらいの青春ドラマがあるんでしょうね!
人生において何かに本気で打ち込んだ経験のある人は胸にキュンとくる映画に仕上がっています!
鳥人間コンテスト名言連発の名場面動画
2011年7月31日に開催された第34回大会
この年は東日本大震災があり今回紹介する東北大学も被災しました。
まともに練習できる状況ではなかったのに、東北大学は執念で鳥人間コンテストに出場します!
東北の希望や、復興への期待を一身に背負って魅せた鬼気迫るフライトは圧巻!
この年東北大学Windnautsはこの年18,687.12m飛んで優勝!
映画よりドラマチックですね!
パイロットの中村拓磨さんがまるで台詞のような名言を連発するところに注目してください。
2017年7月30日に開催された第40回大会
次に紹介するのが鳥人間コンテストの絶対王子「チームBIRDMAN HOUSE伊賀」の渡辺悠太さん!
渡辺さんは学生時代に鳥人間コンテストに応募するも書類選考で落選し、出場することができませんでした。
そのくやしさを胸に工作機械メーカーに就職して9年間たった一人で飛行機を作り続けました。
エンジニア兼パイロットという2足のわらじを履きながら2016年には初出場ながら17キロを超えるビックフライトで3位になりました!
翌年の2017年前人未到の40キロ完全制覇を達成!
このフライトにより翌年からルートが変更それ、三角形を描くようなルートで最長60kmのコースに変更されました!
そして、なんとなんと2019年には60キロを完全制覇しちゃいました!
鳥人間コンテストを新時代に突入させた歴史的フライトがこちら
日本人の技術の高さや努力する姿勢は素晴らしいですね!
今後ますますのビッグフライトが出ることに期待しましょう!
今回は鳥人間コンテストについてまとめました!
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